2023/01/19
どんど焼きとは 意味や由来とお正月の豆知識
![新温泉町とんど](https://shinonsen-egoma.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC_2651-760x570.jpg)
「どんど焼き」は年神様を見送る正月行事です
どんど焼きとは、正月に玄関や神棚に飾っていたしめ縄や、お正月に書いた「書き初め」を、神社や地域の広場・畑などに持ち寄って燃やす、地域の行事のことです。私達の村では、早朝のAM6:00から田んぼで炊きあげます。
どんど焼きには、正月に家にきてくださった神様を、正月飾りを燃やした煙と一緒に見送るという意味もあります。縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願います。
昔から炎は穢れ(けがれ)を清め、生命を生み出すと考えられてきました。神聖な炎で縁起物をお焚き上げするどんど焼きには、縁起の良い言い伝えが残っています。
私達の町、新温泉町には、沢山の行事が残っています。
とんど焼で「えごま」の豊作を祈りました。
正月飾りを、とんど焼で燃やして、今年も「えごま」の
豊作を願いました。
「えごま栽培」は、毎年なにかしらのアクシデントが起き
生育状態を見ながら試行錯誤しながら日々です。
「えごま」は沢山の野菜の中で比較的栽培がしやすいので
高年齢の農家さんでも
栽培はしやすいです。
生産者が増え沢山の方に「えごま」をお届けしたいと
今年も強く願いました。
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とんど焼で「かきぞめ」を燃やし高く舞上げました。
書き初めを燃やせば、字が上手くなる・賢くなるといわれています。
私が子供の頃は、高く上がれば字が上手くなると言われて、子供ながら
火を付けて上空に飛ばした思い出があります。
最近は高く上げると注意受けるので慎重に・・
どんと焼きの火で焼いたお餅をいただきました。
一年間の無病息災が叶うとされ、鏡開きした餅を焼いて食べれば健康に過ごせると言われて
子供の頃は、兄弟で餅の取合いをして大騒ぎした事もありました。
とんど焼の灰を持ち帰って、自宅の庭や玄関などに撒きました。
玄関前に、この一年間家内安全、家族の無病息災のご利益が授かれます
ようにと撒きます。