2023/03/07
3月3日【桃の節句】今日は、家族全員で祝う楽しい「ひな祭り」です。
JR浜坂駅前にある「松籟庵」のひな祭りのひな壇です
4月2日迄見る事が出来ます
お祝い料理の【えごま入りチラシ寿司】作って家族の楽しい時間過ごしてみませんか
3月3日はひな祭り、何気に昔から伝わってる行事ですが、きちんとした行事の由来があるんです!!
行事を行なうことで、家族が集まる理由が出来、日々の大切な時間を過ごしていきたいと先人の想いがあったのかもしれません。
ひな祭りの由来
古代中国の「川で身を清めて邪気を払う上巳(じょうし・じょうみ)節」が日本に伝わり、日本古来の「人形(ひとがた)流し」という厄払いの風習と結びつき、さらにそれが平安時代の貴族のおままごとである「ひいな遊び」と組み合わさって、徐々に今のような着物を着たひな人形を飾る形になったといわれているそうです。
桃には邪気払いがあると考えられひな祭りに「桃の花」を飾るようになったと言われています。
日本の四季を彩る五節句のあれこれ
5節句は中国から伝わった文化で、現在、日本に残っている節句は5つで、これを「五節句」といいます。
五節句は、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽です。
中国では奇数は陽の数とされていて、縁起の良い数字が重なることで逆に不吉な日とされ、もともとは厄払いする日として捉えられていたそうです。
1月7日人日(じんじつ)
<七草かゆ>
人を占う日なので人の日
昔、中国には元日から六日までの各日に、獣畜をあてはめて占いを行う風習がありました。元日には鶏を、二日には狗(いぬ)を、三日には羊を、四日には猪(いのしし)を、五日には牛を、六日には馬をというように占っていき、それぞれの日に占いの対象となる獣畜を大切に扱いました。そして新年七日目は、人を占う日にあて、これを人を大切にする「人日(じんじつ)」という節句としました。またこの日は、七種類の若菜を入れた温かい吸い物を食べて一年間の無病息災を祈る日でした。
3月3日上巳(じょうみ)
<ひなまつり>
我が身の災いを人形にうつし川に流す日
中国には、この日、水辺で身体を清め、宴会を催し、災厄を祓うという風習がありました。こうした中国の節句の行事と、日本に古代から伝わる禊祓(みそぎはらい)の思想や、「人形(ひとがた)」を流す風習とが混じり合い、日本ならではの上巳の節句となりました。上巳はじょうみとも読まれ、本来は三月の最初の巳(み)の日という意味でしたが、かなり古い時代から3月3日に行われるようになりました。
5月5日端午(たんご)
<たんごの節句>
端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。それが、 午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。
端午の節句に使用される菖蒲には、健康を保ち、邪気を追い払う意味合いがあるそうです。
7月7日(七夕)
奈良時代に、中国から日本に入ってきた風習だそうです。伝説では、天の川をはさんで輝く彦星と織り姫のふたつの星は、7月7日の夜にだけ再会することを許された夫婦だとされています。
9月9日重陽(ちょうよう)
9という陽の数字(奇数)がふたつ重なることから、めでたい日とされました。「重九(ちょうく)」とも呼ばれたこの日は、また、菊の節句としても知られています。
中国には、この日に野に出て丘にのぼり、丘の上で秋の山野を眺めながらの酒宴をひらく風習がありました。酒宴では、髪に赤いカワハジカミの実のついた枝をさして菊花酒を飲み、長寿と共に邪気をはらうと言われています。
今も「流し雛」の様子がみれる場所があります
私達の隣町の鳥取市の「流し雛の館」では流し雛の様子を実際に見る事が出来ます。
入館料が必要ですが、とても素敵な施設でお薦めの場所になります。
今年は4月22日(土)に開催予定です。
詳しい内容は直接お問合せをお願い申し上げます。
えごま入りチラシ寿司作り方(レシピ)
ちらし寿司に使われる食材には、正月お節料理同様にそれぞれ縁起の良い意味がある食材が使用されます。
レンコンは将来の見通しが良くなるように、海老は腰が曲がるまでの長生きという意味や
錦糸卵は黄金の宝物を表し、豆は子まめに働くことを意味します。
ニシンには豊作、イクラには子だくさん等の意味あいが込められています。